住宅ローンetc.あれこれ情報コラム

住み替えローンとは…

2017/01/08

flow05_img0011 「現在住んでいる住宅を売却して新しい住宅を購入したい」という住み替え希望のお客様は多くいらっしゃいます。しかし、現在所有している住宅の住宅ローンがある場合、売却予定価格が住宅ローンの残債額を下回っていたら自己資金から用意しなければいけません。まとまったお金を用意するのはなかなか大変です。その場合、「住み替えローン」が便利です。

 「住み替えローン」とは、住宅の住み替えにあたり、これまで居住していた住宅にかかる含み損(ローン残高-売却金額のうち最大1,000万円※)までを融資可能とする住宅ローンです。  ※金融機関により異なるので注意。

住み替えローンの資金使途の範囲についてですが、

①既存住宅ローンの借り入れ残高と既存住宅の売却価格との差額

②既存住宅を売却するため不動産会社に支払う仲介手数料、売買契約書に貼付する収入印紙代など

③既存住宅ローンの繰上返済手数料、未払い利息、担保抹消費用など

申込み方法は通常の住宅ローンと変わりません。しかし、審査のときには、既存住宅の売買契約書が必要になってきます。いつ、いくらで売れたかを書類で確認するためです。このように、住み替えの際に、まとまったお金を用意しなくて済む「住み替えローン」ですが、既存住宅ローンに延滞があれば取扱いできませんのでご注意ください。