物件に罪はない…
おはようございます。雪の影響も終わり、無事に通常の生活に戻ってきましたね。先日も言いましたが、早く春が来てほしいです♪
さて、先日は契約で福岡市の買主様の社長の事務所に行ってきました。昨日は雪の影響で高速道路が通行止めの区間があったので久々の新幹線でした。M社長とは、以前勤めていた会社から面識があり、リフォームを何度か依頼したことがありました。そして、今回、収益アパートを購入していただくことになりました。重要事項説明書の説明、契約書の読み合わせ、記名押印が終わり、いろんなお話をさせていただきました。
以前リフォームをメインでされていたM社長は、現在では、自分達で物件を購入して得意のリフォーム、リノベーションをして、物件を甦えらせて、賃貸で住まいを探されている方に提供していることを専門にやっているそうです。どうやったら喜ばれるかということを常に考えておられ、M社長のお客様に優しい気持ちが伝わってきました。こんなオーナー様だったらお客様も安心して快適に住めるだろうなぁと思いました。そして、M社長から、心に残る一言をいただきました。それは、「物件に罪はない…」ということです。よく私達は、物件を見て、設備が古い…、手入れが悪い…等言いますが、M社長は、「そういう状態にしたのは私達人間であり、物件そのものは悪くない。そういう状況にしてしまったのが人間なら、より良い状態にして価値をあげるのも私達がしなければならない」とおっしゃってました。
ジーンときました。その通りですよね。以前のブログでもお伝えしましたが、欧米では不動産取引の約9割が中古物件に対し、日本では約1割しかありません。中古物件の価値が低くみられている証拠ですね。このM社長の言葉が心に残り、帰りの新幹線の中で手帳のいつも目に入るところに書きました。物件に罪はない…と。
M社長、いろんな話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。有意義な時間でした。これからも永いお付き合いをどうぞよろしくお願い致します。