訪問査定の前に、、、
おはようございます。今回は、訪問査定を依頼した際に、不動産会社がやってくる前に事前にやっといてほしいことをお伝えしたいと思います。これから、不動産の売却を検討されている方は、ぜひご視聴していただきたいと思います、よろしくお願い致します。
まず、訪問査定の際に事前にご用意しておいたほうが良いのものをお伝え致します。事前にご用意していただくことで、不動産会社とのお話もスムーズに進むことができます。全部で5つあります。
まず1つ目は、「登記識別情報」です。いわゆる権利証です。不動産会社は訪問査定の際に必ず「権利証の確認をさせてください」と言ってきます。権利証を確認することで、所有者の確認、物件の確認などができます。そして、この時点で権利証を紛失していても何も慌てることはありません。多少、経費はかかりますが、権利証に替わるもの(本人確認情報)を作成してもらうことで売買することはできます。
2つ目は、「固定資産税の納付書」です。毎年春頃に、その年の固定資産税の納付書が届きます。その納付書もご準備しておいてください。そこには、その不動産の評価額が記載されています。不動産会社は査定をする際にその評価額も参考にします。なければ、前の年のでも構いません。おおよその評価額が分かれば大丈夫です。
3つ目は、「購入した際の売買契約書、重要事項説明書、間取りなど書類一式」です。これがあると、不動産会社はとても助かります。これがあれば、当時どのような内容で契約したのかが分かるので査定の際にとても参考になります。特に重要事項説明書には、物件についての詳細な内容が記載されているので、不動産会社は、この物件で注意しなければいけない点等も事前に把握することができます。調査の際など、見落とすリスクが少なくなるので、トラブル回避、リスク回避にも繋がります。
4つ目は、「リフォーム履歴が分かるもの」です。これは、過去にリフォームした内容を事前にまとめておくことで、物件の程度や設備の良さをアピールすることができます。特に見積もりやカタログがあると良いですね。売り出す際も、
「〇年前に、●●製のシステムキッチンに交換してます‼」
「〇年前に、総額●●万円かけて大規模リフォームしています‼」
といった感じでアピールすることができます。具体的な内容が記載せずに「システムキッチンに替えました」「リフォームしています‼」といったコメントだとなかなか魅力は伝わらないですよね~。ご自身の物件の魅力を最大限に伝えるための材料として必要ですので、ぜひ探してみてください‼
5つ目は、「不具合箇所を書き出しておくこと」です。「訪問査定のときに不具合を伝えたら査定額が低くなってしまうのでマイナスになってしまう、、、」と思うかもしれませんが、逆です。事前にちゃんと伝えることによって、その点をしっかり踏まえた上での査定額を把握することができ、そして、事前に伝えることによって、不動産会社、そして、買主様とのトラブルを回避することができます。売主様、買主様ともに、トラブルなく安心、安全な取引をしたいと思っています。なので、売主様は、良い点も悪い点もしっかりお伝えした上で買主様に検討してもらって気持ち良く購入していただきましょう。
訪問査定の際に不具合の有無を聞き取りし忘れている不動産会社も多いので、そのときは、こちらから伝えてあげてください。全てはトラブル回避のためです。
この5つが事前にご準備いただきたいものですが、事前にチェックしてほしい点もお伝えします。それは、訪問査定を依頼した不動産会社のホームページです。ホームページをみることで、その会社が、何をメインに取り扱っているのか、どこのエリアに力を入れているのか、どのように物件を紹介しているのか等、いろんなことを事前に把握することができます。スタッフ紹介があればどの人が来るのか事前に分かり、そして、ブログがあれば、どんな人なのか等が分かります。特にブログや新着情報がマメに更新されていたら、「売却を依頼してもしっかり報告、連絡、相談してくれそうだな」と予想できたり、又、HPの物件情報をみて、どの物件も魅力溢れる写真、動画、コメントでアピールしていたら、売却を依頼したら、「この会社だったら自分の物件もこんなふうにアピールしてくれるはず」と判断できます。事前のホームページチェックはとても大事なのでぜひご参考ください。不動産の購入を検討されている方も気になる物件を見つけた際は、問合せする前に、その物件を取り扱っている不動産会社はどんな会社なのかホームページをチェックするケースも多いです。ホームページをしっかり運営している不動産会社は反響も増えやすいと言えますね。