社長ブログ

築古物件には通常あるものがありません、、、^^;

2025/06/30

おはようございます‼戸建投資用物件を探していると、どうしても昭和30年代、40年代の物件がよくヒットすると思います。小予算で始めることができるのが戸建投資の魅力ではありますが、小予算となると、やはり築古になってしまうケースが多いですね。その際、間取りで注意しなければいけない点があります。今では当たり前にあるものがなかったり、通常室内にあるものが外にあったり、築古物件を内覧する際には気を付けなければいけない点があります。弊社では、今回、気を付けてほしい点を3つ挙げてみたいと思います。もし購入を検討している物件が当てはまるようであれば、リフォーム費用等がアップしてしまうことになるので、その点を引き出しにして、価格交渉に臨むこともできると思います。ぜひご参考ください。どうぞよろしくお願い致します。

 

それでは、まず1つ目ですが、「洗濯機置場」です。今では、多くの物件が室内に洗濯機置場がありますが、築古物件の場合、洗濯機置場が室内ではなく、外に設置するようになっていることがあります。ひと昔前は外で洗濯をしていたんですよね~。ただ、賃貸で募集する際、外に洗濯機置場がある物件は、わざわざ外に行って洗濯をしなくてはいけないし、洗濯機自体も傷みやすいし、人気がありません。よって、入居付けまで期間がかかったり、家賃を下げざるを得ないことになってしまいます。

そこで、内覧をする際は、洗濯機置場が室内にあるかどうかをチェックします。もしなければ、設置するスペースがあるかどうかを確認してください。その際、給排水、電気をちゃんと設けることができるか、専門業者と一緒に見るようにしましょう。ポータルサイトなどで「貸家」を検索してみると、キッチン横や廊下に洗濯機置場がある物件がありますが、予想ですが、元々洗濯機置場が室内になくて新たに設置したんだろうなぁと思われます。

「何でこんな所に?」と思われるかもしれませんが、外にある物件よりは全然有利です。

 

2つ目は、「洗面台」です。これも見落としがちです。築古物件には意外と多いです。ひと昔前は、通常、洗面台で行なう洗顔や歯磨きや身だしなみのチェックは、キッチンやお風呂でやっていたと思われます。弊社で保有している戸建投資用物件も、最初から洗面台がなかった物件は多々あります。

ただ、入居者募集する際、やはりないよりはあった方が良いです。なぜなら、多くの人は洗面台がある生活に慣れているからですね。これまで使っていた物がなければやはり不便に感じると思います。なので、物件を内覧して、「洗面台」がなければ、置けるスペースがあるかどうかのチェックをしてください。今どきの洗面化粧台を置けるスペースがなくても、簡易的な洗面台を設置できるスペースがあれば十分対応はできます。洗面ボウルでも大丈夫です。設置さえできれば、鏡や棚を別で付けることによって、オシャレに演出することができます。ここは腕の見せ所ですね。簡易的な物であっても、オシャレに演出することによって、古さを感じさせず、家賃を安定させることができます。

 最後は、「脱衣所」です。築古物件の中には、「あれ、ここ脱衣所がない」という物件が意外と多いです。廊下やキッチンから直接浴室に入るようになってて脱衣所が無いんです。ひと昔前は良かったかもしれませんが、今では「脱衣所」はやっぱり必要ですよね。なので、なければ作る必要があります。スペースがあれば壁を設けて扉を付けて脱衣所を作りましょう。スペースがないときや予算をあまりかけれないときは、アコーディオンカーテンを設けるだけでも十分だと思います。ぜひご参考ください。

 

いかがだったでしょうか?築古物件は今では通常あるものがないということが多々あります。特に今回挙げた「洗濯機置場」「洗面台」「脱衣所」がない物件は本当に多いのでご注意ください。ただ、ないからダメということではありません。無いならないで、新たに設置できるのか、代用品で対応できるのか、スペースはあるのか等、対策を練って検討しましょう。無いことを引き出しにして、売主様サイドと価格交渉に臨むこともできます。「洗濯機置場」「洗面台」「脱衣所」が無いことで敬遠する戸建投資家が多くいれば、それはチャンスです。格安で購入できる可能性もあります。ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか?