ニワトリはペット???
こんにちわ(^^)/ 今回は、ペット飼育可の中古マンションをお探し中の方向けの動画になります。タイトルに惹かれてクリックしていただいた方もいらっしゃると思います、動画の後半でお伝えしておりますので、ぜひ最後までご視聴お願い致します。新築や築浅の分譲マンションはほとんどペット飼育可になっていますが、昭和~平成20年代前半頃まではペット飼育不可のマンションが多かったです。売りに出ている中古マンションの中でもペット飼育可の物件はかなり少ないです。しかし、ペットブームの影響もあり、ペット飼育可のマンションを探しているお客様はとても多いです。お客様に紹介する物件を探す不動産会社もペット飼育可のマンションが少ないので本当に苦労しています。
ただ、お客様の中には、「ペット飼育不可のマンションなのに、ペットを連れて出入りしているのを見たことがある。」「案内してもらっていると、隣の部屋からペットの鳴き声がした。」という経験をした方もいらっしゃると思います。不思議ですよね~。もちろん、管理会社や管理組合に黙って飼育している人もいらっしゃると思いますが、中には、次のようなケースがあるんです。
新築時に購入した所有者の中から「ペットを飼って大丈夫って言われた」「飼ったらだめって聞いてない」「家族同然なのに殺せというのか‼」等のクレーム、苦情があり、逆にペット飼育に反対の所有者は「ペット飼育できないマンションと聞いて購入したのにどういうことだ‼」「動物アレルギーなのにどうしてくれるんだ‼」と主張があり、意見が対立します。管理組合はどちらにも「出ていってください‼」とは言えないこともあり、総会を開き、1代に限り飼育可としているマンションもあります。つまり、今飼っているペットが亡くなったらその後は飼育できないということです。そして、もちろんこれから中古で購入して入居される方も飼育できないということです。このような場合、ペット飼育不可のマンションなのにペットを飼っている人が存在するという状態になります。
これまで日本各地で似たような問題があったと思います。当時、新築マンションを販売した営業マンも売りたいがためにペットについては触れない、又は、うやむやにして売った可能性が高いですね。
マンションに住んでいる方は、ペットを飼いたいという人もいればペットは飼ってほしくないという人もいらっしゃいます。なので、トラブルにならないように、マンションの管理規約、使用細則でペットについてルールを記載しています。ペット飼育可でも匹数やサイズの制限、マンション内での移動方法など細かく記載されているところもあります。なので、購入前にはペット飼育可のマンションでも、管理規約、使用細則を事前に見せてもらってください。
又、案内する不動産会社の営業マンの中には買ってほしいばっかりに無責任なことを平気で言う者も存在するのでご注意ください。A様はペット飼育可のマンションを探していたんですが、あるマンションの掲示板に「エレベーター内ではペットは抱きかかえるかゲージに入れてください」と貼り紙があったそうです。営業マンはそれを見て詳しく調べもせずに「ペット飼育できます、良かったですね♬」と言ってきたそうです。そして、契約前の重要事項説明書の際に、1代限り飼育可で中古で購入して新たに入居される方はペット不可という決まりがあると聞かされ、トラブルになったそうです。
B様は「ペット飼育不可のマンションですが、鳴かないように注意していれば大丈夫ですよ。ばれたとしても、強制的に追い出すことはできないと思うので、大した問題になりませんよ。」と言われたそうです。マンションは多くの方との集団生活になります。その営業マンは、実際に住むわけではないので適当なことを言うんでしょうね。実際に住んで、同じマンションに住んでいる方からペット飼育について注意されたりして嫌な思いをするのはお客様なのに、そこまで深くは考えずに売れさえすればいいという態度の営業マンは実は少なくありません、ご注意ください。
ペット絡みでちょっと面白い話を聞いたことがあるのでご紹介したいと思います。そのお客様は事前に管理規約、使用細則を読んで「小鳥、観賞用の魚は飼育可。犬、猫、その他危害を加える可能性のある動物については飼育不可」とちゃんと把握していたそうです。そのお客様は、1階の専用庭付の物件を購入したんですが、その庭でなんとニワトリを飼育し始めたそうです。ニワトリは小鳥と解釈したみたいでした。ニワトリが産んだ卵で朝食をとろうと計画していたみたいですが、朝早くからニワトリが鳴くのですぐにばれたそうです。すぐに管理組合から注意が入り、渋々、諦めたそうです。卵を楽しみにしていたお客様のことを思うとちょっと可哀そうですね。ですが、ルールはルールです、守らないといけません。