社長ブログ

ボロ戸建の売却は買取り?仲介?どちらが良い???

2025/11/12

おはようございます(^^)/ 今回は、ボロ戸建の売却についてお話したいと思います。相続などでボロ戸建を保有することになったとき、「遠方にいて管理できない」「周囲の人に迷惑をかけたくないので早くどうにかしたい」「使わないので不要」等の理由から処分を検討する方も多いと思います。ただ、ボロ戸建といえば、築年数が相当経過して損傷がひどい物件が多いです。なので、処分するにもなかなか簡単ではありません。ただ、そのままにしていても仕方ありません、なんとかしないといけません。どうしたらいいでしょうか?

売却には、「仲介」と「買取り」があります。
まず、「仲介」は、不動産会社にその物件の販売を依頼して、その不動産会社に買主様を見つけてもらう方法で、メリットとは相場価格で売出しますので、買取りよりも高い価格で売却することができます。逆にデメリットは、いつ買主様がみつかるか分かりませんので計画が立てづらいところです。

次に、「買取り」は、不動産を買い取ってリフォームして再販売を事業としているような不動産会社に、直接買い取ってもらうものです。メリットは、確実に早く処分することができます。そして、プロに買い取ってもらうのでトラブルになる可能性が低いです。デメリットは、やっぱり相場よりも低い価格になってしまいます。よく相場の3~4割は下がると言われています。

では、相続などで保有したボロ戸建は「仲介」と「買取り」どちらで処分したらいいでしょうか?

それは、「土地」によって変わります。立地が良く形状も良く「土地」として価値が見込めるところであれば、建物はボロボロでも「売地」として不動産会社に「仲介」で依頼しましょう。そして、建物については、事前に解体して売り出すのか、買主様が決まった時点で解体するのか、現状渡しにして買主様のほうで解体してもらうのか、不動産会社と相談して売り出し方を決めていきましょう。

逆に、「土地」としての価値もあまり見込めないようであれば、やはり「買取り」での処分をお薦めします。「こんなボロボロでも買い取ってくれるの?」と思われるかもしれませんが、不動産買取会社は、リフォームやリノベーションを前提に検討するので勝算があると判断すれば買取ります。ただ、再建築不可だったり、駐車場がなかったり、不便な立地だったり、その不動産買取会社の規定に合わなければ、もちろん買い取ってもらえないこともあります。

もし、保有されている不動産がそういう物件の場合は、どうすればいいでしょうか?

そのときは、一度、戸建投資をしている投資家や不動産投資会社にみてもらってはいかがでしょうか?戸建投資をしている投資家や不動産投資会社は、買取りした後、転売するのではなくリフォームして貸家として再生します。安く購入できれば、利回りが高くなるので投資物件としての価値が出てきます。再建築不可でも貸家の場合は関係ないので問題ありません。駐車場がなくても、近くに月極駐車場があれば解決できます。なので、不動産を買い取りして転売する不動産買取会社よりも検討してくれる可能性は高いと思います。
では、そのような戸建投資をしている投資家や不動産投資会社はどのように探せばいいのでしょうか?それは、「空家再生 〇〇市 不動産会社」「戸建投資 〇〇市 不動産会社」などのキーワードで検索してみてください。すると、そのエリアで戸建投資をしている不動産会社のホームページが出てくる可能性が高いです。そして、その戸建投資をしている不動産会社には、戸建投資をされている投資家さんともお付き合いがあって、たくさん知っていることが多いので、紹介してもらえると思います。

近年では、小予算で始めることができる「戸建投資」が注目されていることもあり、ボロ戸建を探している戸建投資家、不動産投資会社は全国的に増えてきております。なので解決できる可能性はあります。ご参考ください。

まとめとしては、
「土地として価値があるのであれば、売地として仲介で売却。難しそうであれば、不動産買取会社に買取りしてもらう。それでも難しいときは、戸建投資家、不動産投資会社に見てもらう。」
の順で進めていきましょう。