社長ブログ

任意売却のお願い

2017/01/18

おはようございます。今日は福岡市、大野城市、筑紫野市に行ってきます。高速に乗っている時間が長いと思うので安全運転で行きたいと思います。先日は、任意売却の相談を受けているF様と債権者の事務所に任意売却のお願いで一緒に訪問してきました。F様は資金繰りに困り、家を担保に事業者ローンを組んでおり、その支払いができなくなり競売の申立てを受けました。時間がなかったのもあり、他の金融機関との比較をせずに事業者ローンで借りたため、金利が凄く高いものでした。そして、融資した分も、既存の住宅ローンの完済、税金の未納分の完納が条件だったので、資金繰りにまわせたのは、わずかな金額でした。それでも会社、従業員を守るために資金繰りを行いました。

 

しかし、もともと返済に無理のあった借入れです。2年も経たずに支払いが厳しくなってきました。そして、競売の申立てを受けることになりました。一度、自宅の近くの不動産会社と債権者の事務所に訪問しましたが、全然話を受けてくれなかったそうです。でも、F様は「どうにかしなければいけない…」という思いで弊社にお問合せしてきました。そして先日の2度目の訪問です。F様の思い、今後の計画、任意売却の説明、お願いを伝えましたが、結論は×。一括返済しか認めないという強硬な態度でした。それが無理なら、代わりになる担保を差し出しなさいというものでした。

 

このように、任意売却は必ず債権者に受付してもらえるというものではありません。今回のように、かたくなに一括返済しか受け付けない、後は競売で処理するという債権者もいらっしゃいます。ただ、まずは諦めずに話してみることが大事です。そして、それでだめなら次の対策を一緒に考えていきましょう。F様ともこれからのことを打合せしていく予定です。事業ローンでもお悩みの方もお気軽にご相談ください。心よりお待ちしておりますm(__)m

 

 

※弊社は行政書士事務所も併設しています。ぜひこちらのHPもご覧ください♪→山田大史行政書士事務所