任意売却の面談
2017/04/28
おはようございます。先日は福岡市で任意売却のご相談がありました。相談者のＳ様が住宅ローンが厳しくなった原因は勤めていた会社の倒産でした。倒産によりＳ様は転職することになりますが、年齢のこともあり、なかなか好条件では転職できず、以前の給料の半分近くになってしまったそうです。以前の年収で住宅ローンの支払いを設定していたので、年収が下がれば当然きつくなります。Ｓ様は「住宅ローンだけは払わなければいけない」という思いから、他で借入をしながら払っていきました。その場をなんとかしのいできましたが、根本的な解決にはなっていません。そして、多重債務になってしまいました。
今は競売の申立てがされており、来月末から入札が始まります。あと1ヶ月しかありません。スピードが大事になってきます。面談の最後の方で、「実は、今、破産の手続きを弁護士の先生に依頼しています…」とおっしゃいました。自己破産を弁護士に依頼しているとなると、その弁護士の先生を通してすべての手続きを進めなければいけません。このスピードが大事な時期なのに、ちょっとマイナスになりそうです。なぜかというと、弁護士の先生とはなかなか連絡がとれないことが多いからです。連絡がとれないということは打合せができないので、時間だけがどんどん経っていってしまいます。先日も任意売却の手続きをしたいとサービサーに伝えてもらおうとＳ様に電話してもらいましたが、不在で折り返しもありませんでした。これでスタートが1日延びてしまいました。しかし、弁護士の先生にも協力してもらわないといけません。これからは1日1日が大事になってきます、しっかりＳ様、弁護士の先生と連携をとってなんとか成功につなげたいと思います。頑張ります(^^)/