相続登記
2016/04/25
おはようございます。先日、任意売却の相談がありI様のご自宅に行ってきました。I様は、勤めていた会社の倒産などが原因で住宅ローンの支払いが難しくなったそうです。滞納が始まって6ヶ月目だそうです。しかし、住宅ローンの残債を聞いてみると、売却した場合は完済できるほどに減っていました。任意売却が成功できる可能性は十分にあります。
事前に取得した登記簿謄本をみると、I様のお父様と共有名義になっています。そして、お父様はお亡くなりになっているそうです。このままでは、購入希望者が現れても売却することができません。司法書士の先生に依頼して相続登記をする必要があります。I様に相続人のお母様、兄弟は比較的近くにいらっしゃるので、手続きもスムーズに進みそうです。後日、司法書士の先生と改めて打合せをする予定にしております。I様にこれからの流れ等を説明させていただきましたが、とても安心された表情をされていました。「すぐに出なくてはいけない」「競売になってしまう…」「周囲の人に知られてしまう…」等々考えてしまって、かなり不安だったそうです。これから売却先を探していきますが、立地や状態が良いので早めに決まりそうです。しっかり頑張っていきます。
今回のI様のように、持分を所有されている方がお亡くなりになっている場合は、そのままでは売却できません。必ず、相続登記が必要になります。心当たりのある方は、お早めにご相談ください。