良いことです…
こんにちわ、いつもは朝一番にブログを入力していますが、今日は朝からブログの調子が悪く、この時間になってしまいました(汗) さて、今日は、先日の日経新聞の記事のご紹介です。一面にバン!!と載ってましたね。「中古住宅取引 透明に 開示強化、売買促す」と。内容は、国土交通省は今回、中古住宅市場の活性化に向けて、取引の透明性を高めるため、業者間で物件情報を交換するシステムで詳細な取引情報を開示するように義務付け、虚偽には罰則も適用するそうです。要するに、売却依頼を受けた業者の物件の囲い込みを防ぐためですね。
私個人の意見としては、良いことだと思います。なぜか?私も苦い経験を何度も味わったことがあるからです。例えば、私が担当しているお客様から「山田さん、〇〇会社が出している
〇〇区××町の物件が見たいんだけど、段取りしてくれる?」というような感じで依頼があります。そして、〇〇会社に問合せしてみると、「商談中です。」「出したばかりなので自分とこで決めます」「弊社では預かって3ヶ月間は他社には紹介してません」というような回答が、多々あるのです。特に大手に多いですね。
せっかく購入いただける可能性のあるお客様が目の前にいるのに紹介しないって意味が分かりません。売主様が可哀そうです。そのような業者は売主様のためにではなく、自分達の利益のことを優先に考えています。同業者として恥ずかしい限りです。
記事を読み進めてみると、売主様ご自身でも取引の現状をネット上で確認できる仕組みも設けられるそうです。これで売主様も安心ですね♪日本では中古住宅の売買は取引全体の約1割にしか満たないそうです。米英では9割ですので、かなり劣ってますよね。中古住宅の売買が活性化すれば景気にも好影響を及ぼすと思います。
「売主様に安心して売却を依頼していただき、買主様に安心して購入していただく」不動産仲介業者として一番大事なことです。これまで以上に意識して、そして胸に刻み、気を引き締め、お客様のために全力を尽くして頑張ります!!