初めての不動産売却~その前に‼~第7回
今回でこのシリーズも7回目になりました‼
ここまで読んでいただきありがとうございます。
内容が伝わりにくかったりというところがあるかと思いますが、その時は、バディまでお問合せ下さい(*´▽`*)
さて、今回は7回目ということで、勘違いその④になります‼
・高く査定してくれた不動産会社は、その価格で売ってくれる?
まず、不動産会社は「買いたい」お客様よりも「売りたい」お客様を欲しがります。
その理由は「売りたい人」から販売を任せられれば、別の会社が「買いたい人」を見つけてきても、売る人からのてすうりょは必ず自分の会社に入るからです。それに対し「買いたい人」についてはいくら広告を出したり、現地を案内して手間をかけても、最終的に自分の所で決めてもらえなければ手数料はもらえません。
こうした不動産の仕組みから、不動産会社は『売り物件』を欲しがります。
では、そのためにどうするのでしょう?
売りたい人を見つけたら、査定価格を相場よりも高く査定して、売主様に【この会社に依頼すれば高い価格で売れる!】と思わせるのです。
ですが、こうした業者と専任媒介契約を結んでしまうと期待した分だけ後で悲しい思いをすることになります。
しばらく経つと、【やっぱり高いから売れません。値段を下げましょう】と言われるケースが実に多いのです。結局、時間がかかった上にかなり安く売ってしまった。
査定価格の意味がないという悲しいパターンになってしまいがちです。
土地や家を売る時に、出来るだけ高く売りたいという気持ちは売却を検討されている方は皆さん同じです。しかし、世の中には相場というものがあります。
「うちに任せてくれれば、よそよりも高く売ってあげますよ‼」という言葉には何の根拠もありません。
正直に相場の価格を打ち明けて、適正な査定価格を提示し、売れると思われる範囲で最も高い価格で短期間でトラブルなく売るのが本当のプロではないでしょうか。
次は、こんな不動産会社に依頼したら大変だ‼についてご紹介いたします(*´▽`*)