住宅ローンetc.あれこれ情報コラム

買換えを検討する際は計画と資金計画をしっかり立てましょう(^^)/

2022/07/02

今回は、分譲マンションや、戸建てにお住いの方の買換えについてお伝えします。

弊社は一括査定サイトにも登録をしています。そのサイトを利用したお客様から問い合わせがあった時に売却したい理由等を伺うこともあるのですが、割と「住み替え」を考えていてと言う回答が多いです。

その中でも「次の買換え先は決めている」「買換え先の購入を進めている」と言う方は少なく、殆どの方が「買換えを検討しているが、何も決まっていない」「査定価格次第で買換えを検討している」と言われます。

確かに、簡単には住み替えできません。特に自分で所有している家であればなおさらです。

そして、「買換え」も売却と購入を同時進行で行うことができれば一番理想ですが、実際は取引条件や契約、引渡しのタイミング等々調整することが多くなかなか難しいことが多いのが現状です。

全体の流れを把握して、無理のない「買換え」の計画、資金計画を立てる必要があります。

 

〈売却を先に行う時〉 

・メリット

①「買換え」に向けた資金計画が立てやすい

・・・売却価格が確定するので具体的に資金計画を立てることができます。

②焦らずに売却活動ができる

・・・売急ぐ必要が無いので、自分達が希望する価格で売出しをスタートできる。少し高めの価格での売却も可能になることも。

・デメリット

①住まいを引き渡すまでに買換え先が決まらなければ、仮住まいになる

・・・仮住まいの確保が必要になれば、賃貸物件を借りる際に必要な敷金や礼金などの諸費用がかかり余分な費用が発生する

〈購入が先の時〉

・メリット

①時間をかけてじっくりと購入物件を探すことができる

・・・新しい物件を購入後に現在の物件を売却するので慌てることなく自分のペースで購入できます。

②空家にすることで家の印象を良くすることができる

・・・居住中の物件よりも内覧してもらいやすいという点があります。

・デメリット

①二重ローンいなる可能性が高い

・・・売却の目処が立たないと新居のローンとで二重になる可能性が高いです。

②資金計画が狂ってしまう可能性がある

・・・最終的にいくらで売却できるのか、いつ売れるのか等不透明な点が多いので、資金計画が大きく変わる可能性があります。

 

売却が先でも、新居の購入が先でもデメリットは金銭面になります。

つまり、住まいの「買換え」を行う場合、問題となるのは資金繰りです。

金融機関によっては、「買換えローンや」「つなぎ融資」等、融資してくれるところもあるようです。

十分に計画、資金計画を立ててからスタートしたほうがいいですね(*´▽`*)