住宅ローン控除とは??
「住宅ローン控除」とは、住宅ローンを借入れた人の金利負担を軽減するための制度です。
住宅ローンを借りて家を取得すると、年末のローン残高に控除率を掛けた金額が、その年の所得税から控除されるのが住宅ローン控除です。中古マンションでも条件を満たせば控除が受けられます。
サラリーマンの方の場合、所得税は給与から天引きされているので、入居の翌年に確定申告をすることで、すでに収めている所得税が戻ってくることになります。なお、2年目以降は勤務先の年末調整で還付されるので、確定申告の必要はありません。
では、どれくらい控除されるかというと基本的には「期間は10年間。年末の住宅ローンの残高もしくは住宅の取得対価のどちらか少ない金額の1%が所得税から控除」されます。
わかりやすく、簡潔に言うと「10年間、所得税からお金が少し戻ってくる」ということです。
であれば、住宅ローン控除の申請をしないわけにはいきませんよね!!
<控除しきれない分は住民税からも控除>
住宅ローン控除で控除される金額が納めた所得税より多い場合は、所得税額が控除の上限です。
たとえば、住宅ローン残高が3000万円あって控除額が30万円でも、納めた所得税が20万円なら確定申告して戻るのは20万円ということ。
しかし、2009年の税制改正で、所得税から控除しきれない分は、住民税からも控除されるようになりました。
住民税からの控除は、課税所得の5%もしくは9万7500円のいずれか少ない額が上限です。
但し、条件を満たさなければ控除できません。
・住宅ローン返済期間が10年以上
・床面積が50㎡以上
・年収が3,000万円以下
・(中古マンションの場合)築後25年以内
等々いくつか項目がありますのでしっかりと確認しておくことが大事ですね!!
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