すまいの給付金、中古住宅でも利用できる??
2019/01/19
まず、『すまい給付金』とは、消費税率引上げによる住宅取得者の負担を緩和するために創設した制度になります。
住宅ローン減税は、支払っている所得税等から控除する仕組みで、収入が低いほどその効果が小さくなります。
すまい給付金制度は、住宅ローン減税の拡充による負担軽減効果が十分に及ばない収入層に対して、住宅ローン減税とあわせて消費税率引上げによる負担の軽減をはかるものです。このため、収入によって給付額が変わる仕組みとなっています。
ではどのような方が受けることができるのでしょうか?
①住宅の所有者:不動産登記上の持分保有者。
②住宅の居住者:住民票において、取得した住宅への居住が確認できる方。
③収入が一定以下の者[8%時]収入額の目安が510万円以下[10%時]収入額の目安が775万円以下。
④住宅ローンを利用しない方(現金購入)であれば年齢が50才以上の方。
となります。
中古住宅を購入された方でもすまいの給付金を受けることができます。
ただし、対象となるのは売主が宅地建物取引業者である物件だけです。
中古住宅の場合売主が個人の場合が多く、個人の方が売主の場合は消費税が課税されませんので給付対象外となります。
しかし売主が宅地建物取引業者であっても第三者の現場検査をうけ現行の耐震基準及び一定の品質が確認された物件でなければ受けることはできません。売主が宅地建物取引業者の場合は事前に確認することも必要ですね。
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