不動産売却 戸建ての売り方
不動産を売却する時、特に戸建を売却する際に悩むのが「売り方」です。
そのまま住宅として売り出すのか?更地にして土地として売り出すのがいいのか?
自分では判断がつかないこともあります。
まず、更地の魅力について紹介します。
日本では国土が狭い為、更地が価値が高いと言われています。
更地には用途の多様性があるからです。更地であれば、オフィスビルを建てたい人、マンションを建てたい人、商業施設を建てたい人など様々な目的を持った人がいます。
では、更地にする場合の判断基準はどこにあるのでしょう。
それは、建物に価値が無くなった時です。価値とは、値段ではなく本当に価値が無い建物を指します。
例えると、木造の住宅の場合は約築20年で価値がゼロに近くなります。
ですが、近年の戸建住宅は築20年でも十分に住めるので、築20年で壊してしまうのはもったいないですよね。
築30年の場合は、本当の価値もなくなってくるので、築30年が取り壊しの1つの目安と考えるのもいいかもしれません。
また、昭和56年6月より以前に建築確認を受けた建物は九耐震基準の為、耐震性が劣ります。
では、更地にするメリット・デメリットはどのようなことがあるのでしょうか?
メリットは「購入希望者が増え早期に売却できる可能性がある」ことです。
デメリットは「取り壊し費用を自己資金で負担すること」です。
取り壊しには、住宅ローンを組み事が出来ないので、自己資金での解体費用捻出が欠かせません。
このように、更地にして売却する場合もメリット・デメリットがあります。
また、更地にしてしまった場合、建築できなくなる土地もあるので要注意です。
自分で判断がつかない場合や悩んでいる場合は、不動産会社に相談するのがいいでしょう!!