住宅ローンetc.あれこれ情報コラム

不良債権って何ですか?

2016/01/17

 これまでよくTVや新聞等お聞きしたことはあると思います。不良債権とは、金融機関が融資をした後、約束通り支払われずに、滞っている貸出金のことです。1990年代後半から2003年頃まで社会問題にもなっていましたね。大きな原因はバブル崩壊やデフレの影響です。不動産等への貸付が返済不能になったことから、不良債権は膨らんでいきました。yjimage[1]当時、お客様からの貸付申込みが不良債権になる恐れから金融機関は、財務内容、信用情報にも心配がないお客様に対しても貸付が消極的になる、いわゆる「貸し渋り」も大きな問題となっていました。yjimage[2]

 融資できるお客様に対し、融資しないということは社会経済的にも当然マイナスです。しかし、そうせざるを得ないほど、金融機関は不良債権について頭を悩ましていたということですね。私は任意売却に専門特化して行っており、これまで多くの方の住宅ローンの組み方についてみてきました。中には、「よく金融機関が融資したなぁ」と思う内容のものもありました。収入と借入額が合っていないと思われるものもありました。金融機関の方には適正な審査をお願いしたいものです。大事なのは、「いくらまで借りれる」ではなく、「いくらなら払っていける」という考え方です。住宅ローンを利用してマイホームを購入予定の方、今一度再確認されてはいかがですか?不安な点、分からない点ありましたらお気軽にご相談ください。