一括査定サイトを利用してトラブル続出(^^;
今回は、私、大坪が一括査定サイトのトラブル事例をお伝えしたいと思います‼
今回の内容は、弊社のYouTubeチャンネル「バディの不動産売買虎の巻」にもアップしているので、動画で見たいという方は、そちらもご覧ください(*´▽｀*)
今や、不動産を売却したいな、しようかな、となった時に多くの方が一括査定サイトを利用しています。
簡単にサイトの仕組みをご紹介しますね。
サイトに情報を入力すると、提携している不動産会社に情報が渡ります。そして、その情報を受け取った不動産会社がお客様に電話、メールをしてくるという仕組みです。
一度入力すると、多くの不動産会社から連絡が入るので、各不動産会社の査定価格等を知ることができます。
多くの不動産会社の情報を知ることができるので、仕組みとしては悪くないかと思います。
では、なぜトラブルが起こってしまうのでしょうか？
それは、一括査定サイトの微妙な言い回しと、利用する方が仕組みを知らなかったという点が多いです。
それでは、トラブル例をご紹介していきます。
ケース1 A様の場合
「入力した途端、一斉に不動産会社から連絡の嵐、、、中には突然訪問していた業者も‼」
これは、先程説明させていただいた一括査定サイトの内容を知らなかったケースです。A様は、売却するつもりは全くなかったのですが、自宅は今どのくらいの金額になるのだろうと思ったそうです。一括査定サイトを見てすぐに価格が分かるんだと思い、軽い気持ちで入力したそうです。すると、A様のご自宅は人気エリアにあったこともあり、その一括査定サイトに登録していた不動産会社も多く、一斉に電話が鳴り始めたそうです。電話をとって「売却する気はないので、、、」と伝えても次から次に、、、仕事中も携帯電話が鳴っています。メールも届きます。無視しておこうと思って放っておいたそうですが、すると、数日後、夜にインターフォンが鳴ったので出てみると、その一括査定サイトに登録していた不動産会社で、「査定させてください‼」とインターフォン越しに言われたそうです。これには、びっくりというか怖かったと仰ってました。A様は、その一括査定サイトの運営会社にキャンセル依頼の連絡をしたことで、ようやく電話、メール、訪問は止まったそうです。今回の内容は「すぐに価格が出ると思っていた」「まさか不動産会社に情報が入っているとは思わなかった」等、多くのお客様から聞きますね。
ケース2 B様の場合
「メール希望と記載していたのに査定書が郵送で届き、主人に知られてしまった」
です。B様は、一括査定サイトの仕組みは理解されていました。B様は離婚を考えていて、今の自宅を売却したらいくらになるのか事前に知っておきたいと思い、メール希望と備考に記載していました。しかし、数社の不動産会社が郵送で送ってきたそうです。B様の留守中に届いたこともあり、ご主人様が知ることに。「どういうつもりだ‼」と叱責され、穏便に計画的に離婚の話を進めていきたかったそうですが、ちょっと難しくなってしまいました、、、と仰っていました。
ケース3 C様の場合
「売れにくそうな物件だからだろうか、、、連絡がない、、、」
です。C様も一括査定サイトの仕組みは理解されていました。ただ、C様の物件は、需要がないエリアで建物も古く、なかなか売れにくそうで、価格もかなり低い物件で、C様自身も理解はされていたのですが、不動産会社の見解を聞きたかったそうです。そして、何か売れるためのアドバイスをいただけることを期待していたのですが、どこからも連絡がなかったそうです。不動産会社4社が登録されていたはずですが、どこからもかかってこなかったそうです。考えられるとしたら、情報を受け取った不動産会社は、グーグルマップ等で物件の場所、外観をチェックするので、その時点で、売却は厳しそうだ、受託できたとしても仲介手数料が低い、売却できたとしても時間がかかると判断し、あえて連絡を取らないようにした可能性があります。
ケース1～3をご紹介しましたが、この様に一括査定サイトを利用したことによって起きたトラブルは、多くのお客様から聞いています。
その反面、一括査定サイトを利用して気持ちよく売却できたというかたも多くいらっしゃいます。
サイトを利用する際は、きちんと仕組みを知り、理解してからの方がいいかもしれないですね。
皆さんも、売却の際は一度利用してみてはいかがでしょうか(^^)/
