再建築不可物件(建て替えられるケース)
2020/11/18
今回は再建築不可物件でも建て替えが出来るケースをお話しします。
再建築不可物件で最も多いのは接道義務を満たしていない土地です。
家を建てる時には建築基準法により様々な制約があり、好きな場所に自由に建てられない事もありますが、次の場合は可能になる場合があります。
①セットバックにより、再建築可能になる場合があります。
セットバックとは…建築基準法では前面道路幅が4m以上ない場合、道路とは認められないため、制定される前から建っている物件を建て替える場合は4mの道路を確保しなければなりません。道路の向かい側が宅地の場合は、道路の中心から2mセットバック(後退)しなければなりません。道路の向かい側が岸や川の場合は道路の端から4mセットバック(後退)しなければなりません。
※敷地は狭くなりますが、セットバックによって建て替えが可能になるのです。
②リノベーションやリフォームにより、キレイにする事はできます。
再建築不可物件には建築許可が下りないため、建て替え工事はできませんが、骨組みや柱を残したまリフォームする事は可能です。
※土台や骨組みを補強してしっかりリフォームすれば住みやすい理想の家になるのではないでしょうか(^-^)
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