住み替えローン
2023/07/21
前回は『住み替え』についてお話ししましたが、今回は住宅ローンが残っていても借り入れができる『住み替えローン』についてお話します。
現在、住宅ローンの返済中の家に住んでいる場合、住宅ローンを完済して抵当権を消さない限り、売却をすることができません。
ご自宅の査定の結果、家の売却査定額が住宅ローンの残債より少なかった場合、住宅ローンを完済する為に貯金等の自己資金から残額を完済し、抵当権を消さなければならなくなります。
しかし、実際には自己資金での完済は難しい場合もありますね。
そんな時に利用できるのが『住み替えローン』です。
住み替えローンは今の自宅を売却してもローンの返済が残ってしまうとき、残債と家の購入資金をまとめて借り入れできるサービスです。
しかし、住み替えローンにはデメリットもあります。
◦通常の住宅ローンよりも高額なローンを組む事になる為、年収等の審査基準が厳しくなります。その他にも重視するポイントがある為金融機関に確認しましょう。
◦住み替えローンは売却(住宅ローンの残債を一括で返済する日)と、購入(住み替えローンの融資実行日)が同じ日でなければなりません。売却と購入の決済日をそろえる事が出来なけれ
ば、金融機関は融資をしてくれません。
このように『住み替えローン』にはいくつかのデメリットもあります。
住み替えローンを利用して住み替えを成功させる為にもまずは売却の仲介を依頼した不動産会社に相談してみる事をお薦めします。
Category:購入編