住宅ローンetc.あれこれ情報コラム

団体信用生命保険、住宅ローンを滞納するとどうなる??

2018/10/29
まず「団体信用生命保険」とは、住宅ローンの契約者(借主)が、債務を弁済する前に死亡または高度障害を負った際、生命保険会社が残債務を弁済してくれるというシステムです。
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住宅ローンを組む際はこの「団体信用生命保険」の加入が必要となります。万が一の時にも残された家族に債務が残らないため、安心ですね。
では、住宅ローンの支払いを滞納してしまった場合、「団体信用生命保険」はどうなるのでしょうか??

住宅ローンを3ヶ月以上滞納すると、支払いの窓口が金融機関から保証会社へと変わります。

これが「代位弁済」です。

代位弁済とは、債務者に代わり保証会社が金融機関へ債務の弁済を行う行為のことです。

代位弁済がなされると、保証会社に債権が移行するため、債務者は、弁済者である保証会社に対して債務を負うことになります。そのため、代位弁済が実行されたからといって、返済義務が消滅するわけではありません。
契約した金融機関への返済義務はなくなりますが、肩代わりしてくれた保証会社への返済義務が生じるわけですから、債権者が変更されただけに過ぎません。

この代位弁済が行われると団体信用生命保険の契約が解約となります。

 なぜなら、保険料を住宅ローンの利息の中から充当している為、延滞が長期にになると、保証会社が銀行に保証履行をした時点で団体信用生命保険が無効になってしまうからです。

ですので、「代位弁済」が行われてしまうと「団体信用生命保険」は使えないということになります。

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