サービサー(債権回収専門会社)って何ですか?
2015/11/01
サービサー(債権回収会社)とは、法務大臣から営業許可を得て、貸付債権の管理回収業務を手掛ける債権管理回収専門会社のことです。金融機関などから債権の管理回収業務を受託して手数料収入を得たり、債権を買い取ったうえで担保不動産を処分する業務を行うなどして収益をあげます。従来、債権回収は弁護士のみに認められた業務でした。しかし、債権回収業務の重要性の高まりを背景に、1999年(平成11年)2月1日に「債権管理回収業に関する特別措置法」(以下、サービサー法)が施行され、扱える金銭債権を限定する形で、民間企業の参入が可能になりました。サービサーになるためには、下記のような点を満たした上で、法務大臣の許可が必要です。
■資本金が5億円以上の株式会社であること。
■常務に従事する取締役の1名以上に弁護士が含まれていること。
■暴力団員等がその事業活動を支配し、あるいは暴力団員等を業務に従事させるなどのおそれのある株式会社ではないこと。
例えば、株式会社住宅債権管理回収機構、日立キャピタル債権回収株式会社、エム・ユー・フロンティア債権回収株式会社、九州債権回収株式会社、ふくおか債権回収株式会社等々です。任意売却を専門に扱う弊社は、相談者(債務者)と債権回収会社の間に入り、任意売却を成功させるため、競売回避のために調整を行います。債権回収会社のほうから書類が届いた方は早めにご相談ください。早期の相談が早期解決への第一歩です。