『元金均等返済』、『元利均等返済』とは?
2018/05/11
住宅ローン返済にあたり、『元金』がどのくらい減っているのか気になりますよね。
売却を検討されている方の中には「思ったよりも減っていなかった」と思われる方も多いようです。
まず返済には、2つの方法があります。
<元金均等返済>
毎月の返済する元金が一定になりますので、ローン残高の減少スピードが速く、総支払利息が少なくなります。
返済開始当初の返済額は高くなります。住宅ローンで利用される方はほとんどいらっしゃいません。
<元利均等返済>
毎月の返済額が一定になる方法で、ローン残高の減少スピードが遅いため、総支払利息は元金均等返済よりも増えます。
しかし、返済開始当初の返済額を少なくすることができ、返済計画は立てやすいという特長があります。
住宅ローンを組まれるほとんどの方が『元利均等返済』にされているため、思ったよりも減っていないと感じる方が多いのかもしれませんね。
住宅ローンを組むと、金融機関から「支払い明細表」が送られてきます。元金と金利の金額、そして残高が細かく書かれています。定期的に見直す習慣を付けたほうが良いかもしれません。そして、どのタイミングで繰上返済したほうが良いのか等々、長期計画を立ててみましょう。