住宅ローンetc.あれこれ情報コラム

住みながら売却できる?

2023/01/30

不動産を購入する際、売買価格+諸費用+リフォーム代と全て含めて購入される方が多いです。

なかなか不動産を購入する際は『売却』のことは考えませんよね。

しかしいざ売却となった際、よくいただく質問は

「今の住宅ローンと次の住替え先の家賃の2重払いはきついので購入者が決まってから住替え先を探したいと思っています。」

「〇月に引越し予定なので、それまでに売却したいです。」

等々、居住中のまま売出しを開始して売却出来ますか?ということです。

もちろん『出来ます‼』

しかし、住みながら売出しを開始する場合、内覧するお客様にとっては、家具や家電その他多くの荷物があって実際の広さが確認できなかったり、見えないところが多く状態の程度が把握しにくかったり、内覧の際は売主様の予定に合わせたりと、空き物件に比べてデメリットな面が多々あります。

ただ工夫次第でクリアできる部分もあります。今回は、居住中のまま売出しをする場合に抑えておくポイントを5つご紹介致します。

前もって室内の照明を全て点けておきましょう

お客様が内覧に来る前に全ての部屋の照明を点けておいてください。なぜか?少しでも明るく感じてもらうためです。陽当たりの悪い時間帯に内覧に来るかもしれません、雨や曇りでどんよりとした天気の日に来るかもしれません。どんな状況でも好印象をもってもらうために大事なことです。

前もって窓、収納の戸は開けておきましょう

窓を開けておくのは、風通しをアピールするためです。そして、匂いを緩和するためです。ペットを飼っている方、たばこ臭がきつい場合は特に注意が必要です。早めに窓を開けて消臭剤を降っておいてください。「匂い」対策は重要です。住んでいる自分達は気にならないかもしれませんが、やっぱりどの家にもその家独特の匂いがあるので、少しでも解消するようにしてください。

収納の扉を開けておくのは、閉めたままだと内覧の際に遠慮してなかなか開けないお客様が多いので、前もって開けておいて、収納の広さや奥行きなどを確認してもらいましょう。いくら内覧に来たからとはいえ、他人の家の収納を勝手に開けることに戸惑いを見せます。なので、相手の気持ちを考えて、こちらから前もって開けておくと、内覧者もありがたいと思います。

前もって荷物はまとめ、片付けておく。不要なものは事前に処分しておく。

少しでも広く感じてもらうために、不要なもの、次の住まいに持っていかない物は事前に処分したほうが良いです。断捨離もできて一石二鳥です。キレイに整理整頓されていると好印象に繋がります。キッチンやテーブルの上に乱雑に物を置かないことも重要です。そして、特に注意してほしいのが「玄関」です。内覧してもらう際、「第一印象」が一番大事です。この第一印象でどれだけ好印象を持ってもらうかが成約に繋がるかどうか大きく左右します。お客様の目に一番最初に入ってくる「玄関」が靴やブーツが散らかっていたり、玄関前が自転車や物で溢れかえっていると大きなマイナスになります。

前もってお掃除をしておいてください。特に水廻りです

お客様(特に奥様)は水廻りを重点的に内覧される方がとても多いです。奥様に気に入ってらえると成約になる可能性も高いです。購入の決定権は奥様が握っているご家族が多いです。リフォームをして全て新品にする予定の方はそれほど重要視しないかもしれませんが、少しでもリフォーム費用を抑えたい方や使用できるものは使用したいと考えている方は重視するので事前にお掃除しておいてください。

時間をかけて隅々まで内覧されるお客様もいらっしゃいますので、自分だったらどこを見るかな?と考えながらお掃除するのが良いかもしれませんね。

内覧の際は、席を外しておく。

売主様がいらっしゃる場合、内覧されるお客様がやはり売主様に気を遣ってちょっとしか見なかったり、緊張してゆっくり落ち付いて見ることができずに短時間で案内が終わるケースがよくあります。ちょっとしか見なかった物件に「買います」とはなかなか決断しにくいと思います。なので、席を外して、お客様にゆっくり見てもらいましょう。特にペットを飼育している場合は必須です。ペットが吠えて、お客様はゆっくり内覧できません。

 

中には引越しをしてからご相談に来られるお客様もいらっしゃいます。

住宅ローンと家賃の支払いで悩む前に一度ご相談下さい。