住宅を購入したら確定申告をするの?
2021/02/20
「住宅ローン控除(住宅ローン減税)」という言葉を聞いたことある方も多いと思います。
正式名称は「住宅借入金等特別控除」と言います。
確定申告をすると税金の控除の適用を受けられる制度です。
ただし、全員が受けられる制度ではなく条件があります。
【主な条件】
〇住宅ローンの返済期間が10年以上であること
〇自ら所有し居住する住宅であること
〇住宅の床面積(登記簿面積)が50平米以上
〇床面積(登記簿)の1/2以上が居住用であること
〇住宅取得から6ヶ月以内に居住し、適用を受ける各年の12月31日まで引き続いて住んでいること
〇控除を受ける年の合計所得金額が3000万円以下
〇中古住宅の場合、以下のいずれかを満たすものであること
・木造:築後20年以内
・マンション等:築後25年以内
・一定の耐震基準を満たすことが証明されるもの
・既存住宅売買瑕疵(かし)保険に加入していること
等、様々な条件があります。
初年度の居住1年目は、確定申告が必要です。2年目以降は、会社員の場合は年末調整で控除を受けられますので初年度のみで大丈夫です。
新型コロナの影響もあり、確定申告の期間が延長されたりインターネットからの手続きも可能となっております。
確定申告の際に必要なものもありますので、行かれる前に税務署に確認された方がいいですね。