住宅ローンにかかる諸費用
今回は、住宅ローンを利用する際にかかる諸費用についてお伝えしたいと思います。まずは、「事務手数料」があります。住宅ローンの金融機関に対して支払う手数料です。金利を支払うのになぜ手数料がいるのか?と思ってしまいますが(^_^;) おおよそ54,000円(税込)の金融機関が多いですね。次に「印紙代」です。住宅ローンを組む際は、金融機関と金銭消費貸借契約を締結します。この契約書に貼付する印紙ですね。売買契約書にも貼付しますよね、同じようなものです。そして、「保証料」です。保証会社に支払う保証を委託する費用です。この費用は、借入金額が多くなれば、当然この費用も高くなります。概算を計算する際、おおよその目安は算出することはできますが、本人の属性だったり、購入予定物件の担保力だったりで変わってくるので、目安は目安として参考にしてください。又、支払い方ですが、一括で支払う場合と、金利に上乗せして分割で支払う場合があります。どちらを選択したほうがよいかは、不動産会社の担当、融資担当の行員と事前にご相談ください。最後に、「団体信用生命保険」です。借入れをしている人が返済途中に死亡、高度障害等で住宅ローンの返済が不可能になった場合、残額を支払ってくれる生命保険です。民間金融機関では、この団体信用生命保険加入が前提となっている場合が多く、この費用は金利に含まれているケースがほとんどです。
このように4つの諸費用がかかってきます。この費用は住宅ローンの諸費用として借入れ金額に含むことも可能です。「保証料」が事前審査の段階では算出しにくい点ですので、大目に見積もっておいて申込みされたほうがよいと思います。「保証料」については、属性のよいお客様だと、保証料カットという特色を持つ金融機関もあるので、どの金融機関で組むかはよくよく検討してください。「自分の場合はどの金融機関で組んだほうが良いと思いますか?」等々、ご質問のある方はいつでもお気軽にご相談ください!!