住宅ローンの審査で大事なこと
2018/02/10
住宅ローンを組もうとしている方で、「地元に山があるからそれも担保に入れるので○○万円まで融資してほしい」「退職金が出たら絶対に一括で払うから融資してほしい」と仰る方がいらっしゃいます。しかし、金融機関からすると、どちらも×です。住宅ローンの融資の場合、対象不動産以外に担保を付けて融資額を増やしたりはできません。そして、退職金が出たら…等の将来的な不確定な要素は何のプラスにもなりません。審査の際に退職までにはいくらまで残債が減っているので退職金で完済できるだろう…、年金だけでも払っていけるだろう…という予測はたてますが、退職金があるから貸し出すという考えはありません。
住宅ローンの審査で大事なのは、年収等の収入面と、過去に事故がないか等の信用情報です。そのほかにもいろいろありますが、大きなポイントはこの2つです。又、住宅ローンの審査は、金融機関ではなく、その金融機関と提携している保証会社が審査をします。そして、その保証会社がOKを出した方に金融機関が融資をします。この保証会社によって、見方は多少違います。なので、A銀行で×だったから他もダメだろうと決めつけないでください。他の金融機関でOKが出る可能性が十分あります。住宅ローンの組み方、どの金融機関が自分達に合っているのか等々知りたい方はお気軽にご相談ください。