今回は火災保険についてお話したいと思います。
2022年6月現在、火災保険は最長10年組むことができます。
以前はもっと長く組むことができていましたが現在は10年と期間が短くなっていきました。
そして今年の10月頃から10年→5年に変更される予定です。
長期契約(一括払い)をされた方が割引率が高くなり、費用が割安になります。
同じ10年でも、毎年払いを10年間行うのと5年更新を2回行うよりも安くなります。
特に住宅ローンを利用される方は、諸費用に火災保険を含むことができる為、長期契約を選択される方が多いです。
ではなぜ、短縮されることになったのでしょうか?
①自然災害による保険金支払額の増加
近年自然災害が増えており、以前よりも大規模な災害となっています。
ですので支払保険金の額も増えて何千億ということも多いそうです。
地球温暖化などの影響から、従来よりも自然災害が発生するリスクは上昇しており、保険会社の想定以上の損害が発生し、保険金の支払いが相次いでいます。
そのため、各損害保険会社の火災保険の収支は悪化し、火災保険の値上げだけでは、収支の改善が厳しいため火災保険の最長契約期間を短縮となります。