住宅ローンetc.あれこれ情報コラム

空き家問題について

2016/12/18

今、多くの自治体で問題になっているのが「空き家問題」です。私が住んでいる北九州市でも多くの空き家を見かけます。人口減少が大きな原因と言われますが、その他にもいろんな原因が絡み合っています。地方には雇用先が少なく都市部に集中している、寿命が長くなり家を出て介護施設を利用する方が増えてきた等が挙げられます。

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全国でみると平成25年では空き家数が820万戸、空き家率では13.5%だそうです。凄い数字ですよね!!この空き家ですが、そのまま放っておいたら建物の傷みも激しくなり、草木が生い茂り、周囲の人に迷惑をかけてしまうので解体して更地にしようと思いますが、ここでまずは費用の問題が発生します、解体費用がかかりますよね、そして、解体して更地にすることにより土地の評価が上がり、毎年払う固定資産税が最大4.2倍に増えてしますんです。なので、そのままにしておこうと考える人が多いんですね。そして、現在の建築基準法施行以前に建てられた古い家がある土地では、今の法律では再建築ができない土地になっているケースもあります。解体してしまうと、土地としての売却が難しくなり、それであれば建物を残したままでいずれ売却したほうが良いと考えます。このように、「空き家問題」と言ってもなかなか一言では片づけられません。しかし、これからますます増えていく可能性は高いです。そして、空き家問題解消のためにいろんな取組を始めようとしている自治体も増え始めました。私達、不動産会社もお手伝いできる機会も増えそうです。これからに注目ですね。

 

 

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