離婚からの任意売却が増えています。
近年、任意売却のご相談をいただく中で多いのが『離婚』です。
二人の収入で住宅ローンを支払っていく予定が一人に変わる為、支払いはかなり厳しくなりますよね。
中でも結婚後、早い段階で離婚される方が多いというデータもあり残債がかなり残っている状態での売却となります。
通常売却する際は、残債をすべて支払わないと金融機関は抵当権抹消をしてくれません。
しかし、任意売却であれば残債が残る状態でも売却が可能となります。
【メリット】
①滞納を続けて行くと「競売」になってしまい、強制的に売却されます。
競売に比べて任意売却の方か高く売却することができます。競売の場合には市場価格の8割やそれ以下になってしまう例が多いためです。高額で売れればその分住宅ローンも多く返済できるので、任意売却後の支払いも楽になります。
②周りの方に知られずに売却することができる。
競売になると、裁判所の執行官や情報を仕入れた不動産業者等が様子を見に来たりすることで周りに知られてしまう場合があります。
もちろん、メリットがあればデメリットもあります。
【デメリット】
①必ず高く売れるとは限らない・・・。
物件が必ず高く売れるとは限りません。売却価格等は債権者主導となり価格が通常の売却より高くなかなか売れないというケースもあります。
しかし、間に弊社が入る為、価格交渉等を行いなるべく高い金額で売れるように手続きを行っていきます。
②連帯保証人から同意を得なければならない・・・。
不動産の売却を行う際は、連帯保証人から同意を得なければなりません。
よくあるのが、夫が養育費がわりに住宅ローンを払い、妻と子供がその家に住み続けるパターンです。
夫が住宅ローンを支払えなくなった場合、必ず妻に通知し同意を得る必要があります。
連帯保証人であったパートナーと連絡を取らずにこっそり売却することはできません。
離婚後、連絡が取りにくい・・・とご相談いただくことも多々あります。
弊社では、お客様の代わりに連帯保証人の方にお会いし『任意売却』の説明をさせていただきます。
任意売却に専門特化しているた、しっかりご納得いただける知識を持っています。