~初めての不動産売却~その前に‼ 第5回
今回も、初めての不動産売却その前にをご紹介いたします。
今回は、勘違いその③です‼
・できるだけ早く、いい値段で売ることは難しい?
不動産会社が(専任媒介で)販売を依頼されたときにやるべきことは次の2つです。
①広告を出したり、オープンハウス(見学会)を行うなど、売る努力をする
②物件情報を「指定流通機構」に登録する
しかし、実際には、法律で決められている当たり前のことをしない業者がたくさんいます。
例えば、
その1
…まず、物件の販売を任されても「指定流通機構」に登録するだけで、自分でほとんど販売活動をしない業者がいます。
いわゆる、他の不動産会社まかせの業者です。
その2
…わざと「指定流通機構」に登録しなかったり、登録を遅らせたりする業者もいます。
いわゆる、他の不動産会社には売らせない業者です。
何元でも「買う人」まで自分の会社で見つけて、手数料を「売る人」からも「買う人」からも取りたいからです。
こうした「儲け主義」の業者も少なくないのです。
このタイプは、何ヶ月も売ることができなくても指定流通機構への登録をしません。(本当は法律違反ですが)
お客様は「早く売って欲しい」と思っているのに他の不動産会社からの問い合わせがあっても適当に断ります。
上記のような不動産会社ではなく、しっかりと活動してくれ信頼できる不動産が社に依頼することが、早く・高く売却できるカギになります。
~まとめ~
不動産を売却しようとした時に必ず訪問査定(実際に家を見に来てもらう)を依頼すると思います。その際、このくらいの価格で売却できるだろう金額を提示されると思いますが、その時に価格だけで決めてはいけません。
なぜなら、その金額はあくまでも予想だからです。
同時に、しっかり販売活動や状況の連絡をきちんと行ってくれるなど、その不動産会社が自分たちのためにどれだけ手を貸してくれるのかを見極めることが大切です。