耐震基準適合証明書とは?
2020/07/28
耐震基準適合証明書とは、建物の耐震性が基準を満たすことを建築士等が証明する書類のことです。
では、耐震基準適合証明書を取得することによってどんなメリットがあるのでしょうか?
≪メリット≫
耐震基準を満たしている「耐震基準適合証明書」付きの物件を取得すると、住宅ローン減税だけでなく登録免許税や不動産取得税が減額されるなど、様々なメリットがあります。
また、上部構造評点が1.0を超える住宅は固定資産税の減額や、地震保険の割引も受けられるようになります。
メリット① 10年間で最大200万円の住宅ローン控除が得られる
メリット② 中古住宅購入時の登録免許税が減税(司法書士に支払う費用)
メリット③ 中古住宅購入時の不動産取得税が減税
なんと言っても『住宅ローン控除』が魅力ですよね。築20年以上の住宅でも、耐震基準適合証明書を取得している住宅であれば、住宅ローン減税が使えます。
築20年以上でも大丈夫と思って耐震基準適合証明書を後回しにしないように気を付けて下さい。
不動産を取得(購入)した後に耐震基準適合証明書を発行をしても適用されません!!
このように、メリットがある耐震基準適合証明書ですが、調査をすればすべての物件が取れる訳ではありません。
物件を購入される前に「耐震基準適合証明書」が取得できる物件なのか確認しておく必要がありますね。